【プログラム紹介①】
ワークタイム
BUSINESS BUILDの特徴は、ホスト企業とパートナー企業候補でひとつのチームとなり、膝を突き合わせてディスカッションを行うことです。1日目は主にターゲットと課題の明確化や、ソリューションの方向性について議論し、2日目はビジネスモデルを策定しながら、最終プレゼンテーションに向けて準備をします。
今年で2期目となる、環境・エネルギー分野における新規事業創出プログラム「HIROSHIMA GREEN OCEAN BUSINESS BUILD
2024」を、10月24日(木)から25日(金)に渡り、CLiP HIROSHIMAで開催いたしました。BUSINESS
BUILDとは、共創ビジネスアイデアをブラッシュアップして2日間で事業の骨組みを創る、圧縮型のアクセラレーションプログラムです。
環境・エネルギー分野で新たな事業展開を目指すホスト企業として、今年は常石商事株式会社、広島トヨペット株式会社、カイハラ産業株式会社、株式会社サンフレッチェ広島、株式会社マエダハウジングの5社が参加。ホスト企業と共に新規事業創出を目指すパートナー企業候補としては、書類選考及び面談選考を通過した10社(ホスト企業1社につき2社)が今年も全国から集結しました。
BUSINESS BUILDの特徴は、ホスト企業とパートナー企業候補でひとつのチームとなり、膝を突き合わせてディスカッションを行うことです。1日目は主にターゲットと課題の明確化や、ソリューションの方向性について議論し、2日目はビジネスモデルを策定しながら、最終プレゼンテーションに向けて準備をします。
1日目と2日目にあるメンタリングタイムでは、環境ビジネスや新規事業創出領域における有識者を外部メンターとして招き、実現可能なビジネスプランにするためのメンタリングを実施します。今回のBUSINESS BUILDには、Spiral Innovation Partners株式会社の鎌田和博氏、東京大学/未来ビジョン研究センターの岩田紘宜氏、テルイアンドパートナーズ株式会社の照井翔登氏、株式会社eiiconの村田宗一郎氏および下薗徹氏の計5名にメンターとして参加いただきました。
1日目の後半には、中間プレゼンテーションを実施しました。ターゲットや課題について整理した内容を、パートナー企業候補からメンターとホスト企業にプレゼンし、同時にフィードバックを受けることで、提案アイデアの質を高めます。
2日目は、1日目同様にディスカッションやメンタリングを継続しながら、同時にプレゼンテーションの準備を実施。2日間で創り上げたビジネスプランを資料にまとめ上げた後には、いよいよ最終発表会が始まります。プレゼンの持ち時間は、1チームあたり発表7分間、質疑応答4分間の計11分。今年はホスト企業とパートナー企業候補の2者による共同プレゼンテーションを行ったチームもあり、昨年以上に熱気あふれる最終プレゼンとなりました。全チームの最終プレゼンが終わった後は、別室で審査会が開かれます。今回は、ホスト企業・メンター・ひろしま環境ビジネス推進協議会・広島経済レポート、計11名による厳正なる審査が執り行われました。
採択されるのは、各ホスト企業につき1社のみ。結果発表会では司会から採択結果が発表され、ホスト企業からの評価を経たのち、にこやかな記念写真を最後に撮影いたしました。今回採択された企業および提案タイトルは、それぞれ下記の通りです。
結果発表の後は、メンターを務めた5名からのコメント、ひろしま環境ビジネス推進協議会の早田吉伸会長からの総評、広島県商工労働局からの閉会の挨拶をもって、2日間のBUSINESS BUILDは幕を閉じました。
今回採択された5チームは、新規事業の社会実装に向けたインキュベーションに進みます。2025年3月4日(火)には広島県内にて成果発表会を開催予定となっておりますので、ご関心のある方は是非ご参加ください。また、採択結果や各社のビジネスプランについては、本事業の委託先である株式会社eiiconのウェブメディア、『TOMORUBA』でも紹介しておりますので、あわせてご覧いただけますと幸いです。
(TOMORUBAレポート記事はこちら)
次回は12月3日(火)に「瀬戸内海で叶える再生可能エネルギーの未来」を開催します。
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広島県が2012年4月に設立した協議会です。企業間連携の活発化や海外展開の促進等を通じて、持続可能な社会の実現に貢献するビジネスをグローバルに展開できる企業群を育成することを目的としています。
協議会の活動の一環で取り組むコミュニティー組織 「SCRUM
HIROSHIMA」では、多様なステークホルダーがつながり、新たなビジネスの可能性を探索いただく場として、定期的なセミナーや、交流イベントを開催します。