1つ目のプログラムでは、「HIROSHIMA GREEN OCEAN BUSINESS BUILD」の際にメンターを務めた、東京大学/未来ビジョン研究センターの岩田紘宜氏、株式会社eiiconの村田宗一郎氏、更にモデレーターとしてひろしま環境ビジネス推進協議会 会長の早田 吉伸氏が登壇し、「「環境」×「オープンイノベーション」最短距離で実現する新規事業」と題して、イントロダクションセッションを実施。オープンイノベーションという手段を用いて、新たな環境事業に取り組むことの有効性やメリット、実践方法について、環境分野の最新トレンドを交えながらお話しいただきました。
本イベントのメインコンテンツである共創ピッチでは、広島県内企業×全国のパートナー企業による以下の4プロジェクトが、環境・エネルギー分野の新規事業創出に向けた、約4か月間の共創成果について発表。ピッチ後は4名のメンターから質疑応答を行い、オーディエンスの理解を深める時間となりました。
共創ピッチの後は、今年度ホスト企業として名乗りを上げた、広島県内企業の4社の代表者が登壇し、「既存事業とのシナジーを生む広島県内企業の環境・エネルギー分野での新たな挑戦」と題してトークセッションを実施。既存事業における、産業廃棄物や騒音・振動などの環境課題を「新規事業のタネ」として捉え、環境・エネルギー分野に強みを持つ全国のパートナー企業との共創に挑んだ4社は、この1年間で何を感じ、どのような可能性を見出したのか。モデレーターを務めた広島経済レポート取締役編集次長の梶原 恭平氏が、4名の県内を代表する企業の社長に切り込み、本音に迫りました。
また、全プログラム終了後には、6名の審査員(メンターとひろしま環境ビジネス推進協議会)によって選ばれた、「審査員賞」を発表。結果、クニヒロ株式会社×株式会社プロジェニサイトジャパンと、株式会社石﨑ホールディングス×luv
waves of materials株式会社の2チームがダブル受賞しました。
結果発表後のクロージングでは、メンター2名から総評と、広島県庁商工労働局 新産業創出担当の空田部長から閉会の挨拶を執り行い、参加者とのネットワーキングの後「HIROSHIMA GREEN
OCEAN BUSINESS BUILD DEMODAY」は幕を閉じました。
本事業は、次年度も継続を予定しております。県内企業の募集情報は、4月頃に公開予定ですので、関心のある方は是非ご確認ください。また、トークセッションや各チームの発表内容については、本事業の委託先である株式会社eiiconのウェブメディア、『TOMORUBA』でも紹介しております。
▼TOMORUBAレポート記事はこちら
・「環境事業」はオープンイノベーションで最短距離で実現できるのか?広島県内企業4社の新たな挑戦――HIROSHIMA GREEN OCEAN
BUSINESS BUILDデモデイレポート<前編>
・広島から「牡蠣殻」や「廃ガラス」等をテーマにした4つの環境事業が誕生!――HIROSHIMA GREEN
OCEAN BUSINESS BUILDデモデイレポート<後編>
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