
粉末化や発酵技術を用いた調味料などの加工食品原料の製造を得意とする池田糖化工業。エビ養殖廃棄物を再利用したエビエキス開発による廃棄物削減を目指し、マレーシアとインドネシアで調査を実施しました。東南アジアの養殖業者と連携し、現地でエビエキスを製造し、現地と日本に販売する計画を立てました。当初はマレーシアを訪問調査しましたが、エビ養殖業者が出す廃棄物が安価な養鶏飼料として販売されていることが判明。インドネシアにて追加調査を進めた結果、エビ養殖管理を行う現地スタートアップJALA社の訪問にて、エビの頭の未利用資源が発生していることが確認できました。今後、インドネシアに焦点を当てて、エビエキスの試作やテストマーケティングに取り組む予定です。