<ワークショップ内容>
第3回連携創出ワークショップでは、第2回連携創出ワークショップ後に選定された6社によるビジネスモデルのプレゼンテーションを行いました。
<実施の様子>
最初は、『いま東南アジアが熱い理由』をテーマに、なぜ東南アジアで仕掛けるべきなのか、リバネスよりプレゼンテーションを行いました。続いて、自社の強みと、東南アジアのスタートアップとの連携により創出していきたい新規のビジネスモデル仮説について、6社にご発表いただきました(以下、発表順)。
今後の連携実証プロジェクトに進む3社を選定するため、リバネスの丸・上野・神藤の3名が審査員を務め、①世界を変えそうか ②パッション ③新規性および社会的インパクト ④実現可能性の4つの基準で評価いたしました。
最後は、ゲスト講義として、令和5年度に本事業にご参加いただいたオタフクソース株式会社のマーケティング部 共創課課長の栗田翼氏と、国際事業本部 エキスパート尼田和孝氏をお招きし、「東南アジアで事業をつくる」をテーマにご登壇いただきました。
昨年度、オタフクソース社は自社の発酵技術の強みを活かして「アップサイクル」というテーマを掲げ、シンガポールのフードテックスタートアップと議論をしました。その結果、日本での試作品の開発や、他にも新規事業のきっかけが創出でき学びになったというプレゼンテーションでした。また、オタフクソースマレーシアの立ち上げに関わった尼田氏からは、現地子会社や工場の立ち上げの経験をもとに、最小限でスタートすることや現地の仲間を見つける大切さについて語っていただきました。
<実施概要>
各社のプレゼンテーションに対する審査を踏まえ、今後の連携実証プロジェクト創出に進む3社を以下の通り決定しました。
以上の3社は、令和6年10月〜令和7年2月の5ヶ月間の中で、リバネスの伴走支援のもと、東南アジアでのスタートアップ等と連携した連携実証プロジェクトを進めます。ビジネスモデル仮説に基づき、新規事業創出に必要な東南アジア現地連携先の具体化と、現地訪問での面談・協議を実施します。その際、リバネスが東南アジアで開催する「超異分野学会」の機会を活用し、現地政府機関や研究者との議論の機会もつくります。成果報告会は、広島県内にて、令和7年3月5日の開催を予定しております。