COMMUNITY EVENT 2

コミュニティイベント(第2回)を開催しました!

企業間交流を深めるコミュニティイベント(第2回)を開催しました!

① テーマオーナー型プログラム(ワークショップ)

前半は、テーマオーナー型プログラムのワークショップを行いました。広島テレビ様がテーマオーナーとなり、江田島市をフィールドに「ひろしまに、超キレイな海を!みんなでつくろう」をプロジェクトテーマとして、冒頭にプロジェクトの方向性を共有いただきました。その後、地域の事業者として、一般社団法人フウドの代表である後藤さまにご登壇いただき、江田島市の紹介から、地域のプレイヤーだからこそ知りえるディープな情報をご提供いただき、今回の実践フィールドに対する理解を深めるとともに、地域の抱える課題に対して知見を得ることができました。


その後は、12社の参加企業を交えディスカッションしました。『アナログアプローチ』と『テクノロジーアプローチ』の2つの視点から、本テーマで実現したいビジョンに向けて、各企業の保有する技術やリソースを持ち寄り、意見交換を行いました。「江田島に流れ着いた海洋プラゴミのアップサイクル材料を製品に利用できないか」、「普段は実用化されていない技術を活用してカキ養殖の課題を解決できるのではないか」など、多様なアイデアが生まれました。

参加者からは、「他社との協業により、新たなビジネスの可能性を感じることができた」、「自社の技術がこんなところで活用できるとは思わなかった」といった声をいただきました。


次回のワークショップ(3月を予定)は、本日抽出したアイデアをテーマオーナーである広島テレビ様を中心に共創しながら深めていき、4月以降の取り組み内容を決定していきます!

② オープンセミナー(モビリティ編)

後半は、オープンセミナーです。モビリティ関連の研究開発型スタートアップの3社(フォロフライ株式会社、ユビ電株式会社、scheme verge株式会社)をお招きし、最先端の技術・事業をご紹介いただきました。

フォロフライ株式会社のCCO 中尾様からは、近距離走行に優位性のあるEV車の特徴を活かし、物流のラストワンマイルを担う宅配用EV車の販売を展開することで、物流業界の脱炭素化を目指す事業をご説明いただきました。世界と日本のEV普及率の違い,それを踏まえた市場の現状や伸びしろなど大局的な視点で情勢をお話いただいたほか、旧来の自動車生産とは差別化を図ったビジネスモデルをご紹介いただき、多様な企業が参画する自動車業界に入り込むための手段をお示しいただきました。

ユビ電株式会社の代表取締役 山口様からは、誰でもじぶんの電気を自由に使える電力環境を実現するという会社のビジョンのもと充電サービスを展開しており、EV車用の充電スタンド設置事業をご紹介いただきました。

これまでは限られた充電スタンドを探す手間や負担が大きい環境でしたが、ユビ電発のサービスはマンションや勤務先、ホテルなど、すべての駐車区画にスマホアプリをかざすだけで充電できる環境をつくることができるため、充電に困らない「いつでもどこでも当たり前に充電できる未来」がすぐそこまで来ていることをお話しいただきました。

scheme verge株式会社の取締役CSO 田中様からは、自社で開発した観光型MaaSアプリ「Horai」により、データを活用したエリアマネジメントのDXの実現を目指す取り組みをお話しいただきました。ビッグデータや収集したデータを用いて、交通から宿泊まで地域の多彩な情報を的確なターゲットに届けることで、来訪者に特別な体験を提供し、地域の魅力を引き出した事例をご紹介いただきました。

参加者からは、事業を広く展開していく上での資金調達の面での課題やその解決方法、事業の中のマネタイズポイントなどについて、質問がなされ多くの学びを得ることができました。


セミナー終了後の交流タイムでは、ご登壇者も交え参加者どうしで自社の紹介や情報交換が積極的に行われ、新たなビジネス創出につながる企業間の関係づくりの場となりました。



次回のコミュニティイベントは3月17日(金)に開催予定です!
ご期待ください!


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