COMMUNITY EVENT 1
企業間交流を深めるコミュニティイベント(第1回)を開催しました!
第一部では、「外部の力やコミュニティを活用した新規事業開発の取り組み」と題し、スクラムひろしまのメンターである、一般社団法人Work Design Lab 代表理事の石川さんにご講演いただきました。
ご講演では、新規事業開発において外部の人材を巻き込むことの重要性をお話しいただきました。新規事業のプロジェクトを進めるにあたっては課題の質を上げるための探索が必要となりますが、社内の人材だけでは情報が限定されてしまいます。そこで、コミュニティに参加することで社内にないネットワークを活用し、多様な情報をインプットしていくことが有効な手段となります。この動きは大企業にもよく見られており、今後は「人材獲得大競争時代」になるのではないかとご紹介いただきました。
また、コミュニティの活用メリットは、単に事業開発のための情報収集に限定されるものではなく、社員満足度の向上や人材育成といった多方面での好機にもつながります。活用のメリットを多様な視点で捉え、そのことを社内に浸透させることにより、アクションやチャレンジのしやすい環境づくりもできるため、組織を活性化する面でのコミュニティ参加も大きなメリットであることをお話いただきました。
最後に、地域に根差した大学やメディア、金融機関といった組織とも協業すること、地域のコミュニティを活かすことの有効性もご紹介いただきました。
質疑応答においては、「社内の人的リソースが少ない中小企業が新規事業開発を行うにあたり、地域にもコミュニティがない場合にはどのように進めるのが良いか?」といった参加者の声に対し、
①「コミュニティを持つ人」をゲストとして呼んでくること、②パブリックな組織(行政やメディア等)と協力することの2点が手法として考えられることをご説明いただきました。
企業で新規事業開発を進めるにあたって、外部の人材を活用することの重要性とその方法を学ぶことのできるご講演となりました。
第二部では、これからスタートする「テーマオーナー型プログラム」の協業テーマをご提供いただく2社(広島テレビ放送(株)様、ユナイテッド・ソリューション(株)様)にビジネステーマのプレゼンテーションをしていただきました。どちらのテーマも、これから協業したい企業様を募集し、協力しながら進めていくプロジェクトです。
広島テレビ放送(株)様
テーマ「絵の島を「みんなが行きたくなる海」に。みんなの力で実現しよう。」
広島の海を超キレイにすることで、人を呼べる資源に生まれ変わらせ、広島の活性化につなげたい!というプロジェクトです。ただし、このキレイにするという取り組みは技術的に、広島テレビ放送(株)様だけでは実現できません。そこで、広島テレビ放送(株)様が企画と全体総括、発信を担いながら、同じ想いを持った企業とタッグを組んで進めていきたいとお話しいただきました。
ユナイテッド・ソリューション(株)様
テーマ「マイクロモビリティの着脱式バッテリーによるバッテリーシェア事業」
近距離移動に特化したマイクロモビリティの普及を促すため、バッテリーのイニシャルコストが高価格であるという課題の解決に向けて、バッテリーのシェア事業を実現するプロジェクトです。
日本のものづくりの技術を活かし、マイクロモビリティで人々のライフスタイルに革命を起こしたい!という熱い想いをご紹介いただきました。
この「テーマオーナー型プログラム」は1月下旬よりスタートします。
協力企業として参加を希望される方は、参加条件をご確認の上、こちらからお申込みください。
【参加条件】
・テーマ内容について理解している方
(12/9のイベントに出席、もしくは上記のテーマプレゼン動画を視聴)
・今後予定しているディスカッション3回に出席できる方
(原則、対面での参加とします)
【参加費用】
無料
【留意事項】
・新型コロナウィルスの市中感染状況によっては、開催場所をオンラインに変更する場合がございます。
・申込者多数の場合は、参加人数を調整させていただく場合がございますので、ご了承ください。
次回のコミュニティイベントは、2/17(金)15:00~17:00に開催予定です。
詳細は追ってお知らせします。ご期待ください!!
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