SCRUM REPORT | Day.3
10年後からバックキャストで新事業のアイデアを練る6日間の事業構想創出プログラムのDay.3を開催しました!
Day.2-Day.3は参加企業の共創による「マーケットの探索フェーズ」です。
今回のDay.3では、Day.2で練り上げた10年後の未来シナリオをもとに事業アイデアを探索しました。前回同様、午前の部/午後の部それぞれ、各テーマで2チームに分かれ、ワークショップ形式で事業アイデアを検討し、最後にプレゼンテーションを行いました。
午前の部(プラスチックエコノミー/サーキュラーバイオエコノミー)
午後の部(グリーンビルディング/グリーンモビリティ/クリーンエネルギー)
ワークショップでは、未来シナリオから連想される具体的な社会の変化と、そこから想起されるビジネスチャンスについて、各自が事前に考えてきた内容をチーム内で共有しました。同じ未来シナリオを起点にしていても、参加者自身のバックグラウンドや興味関心事が異なるため、多様な視点でオリジナリティ溢れるビジネスチャンスが多く浮かび上がってきました。
次に、チーム内で共有した情報を参考にして、各自で事業アイデアへの落とし込みを行いました。
まず、共有したビジネスチャンスの内容を参考にして、具体的にどんな価値(製品・サービス等)を提供する事業がうまれているかを思いつく限りチーム内で出し合い、グルーピングしていきました。次に、グルーピングした中から各自が興味のあるもの、または可能性を感じるものを1つ選び、事業に対する顧客や事業主体について、参加者同士のディスカッションやメンターからのアドバイスを受けながら、事業アイデアの深堀をしていきました。
今回は、少し難易度の高いワークで、悩む場面もありましたが、チーム内での共創・連携によりアイデアの具体化を進め、新事業創出の1つの手法を学ぶことができました。
プレゼンテーションでは、未来シナリオを基にチーム内で出し合った価値(製品・サービス等)の全体像と、そこから各自が深堀した事業アイデアをチームごとに発表しました。
今回のワークでは自社の事業範囲に限定しない事業アイデアを自由に発想しています。そのため多様性・柔軟性が高まり、多くのイノベーティブなアイデアを参加者全員で共有することができました。
最後に、メンターからのふりかえり・アドバイスに加え、アイデアをブラッシュアップする方法やこの研究会のような共創の場が事業アイデアを生み出すために効果的であることを改めて紹介いただきました。
次回のDay.4からは、研究会内で共有した事業アイデアを参考に、個社または複数社の共創により自社で取り組む事業アイデアを検討するフェーズに入っていきます!
CONTACT